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DV映像の世界
DV映像の可能性を探ってみましょう。
DVカメラの概説(本文:相澤工房/アイザワ)
DVカメラと一口に言ってしまうと民生機から放送・業務機まで広範囲なくくりになります。では一般的にはどのような区切りで考えてられているかパナソニックのカメラを例に下記の様な表にしてみました。
DVカメラの分類
第一群
第二群
第三群
業務・放送機
DVX100シリーズDVC30
SDX900 AJ-HDX400HCD27F
民生機
GS400S
フォーマットによる分類
フォーマット
映像信号
第一群
DVC、DVC-PRO(D-7)、DVCAM
SDのYUV4:1:1の8ビット信号
第二群
DVCPRO50、Digital BETACAM、D-1、D-5
SDのYUV4:2:2の8ビットか10ビット信号
第三群
DVCPRO HD、HDD5、HDCAM
HDのYUV4:2:2の8ビットか10ビット信号

これらを民生用途、放送・業務用途に区別すると下記のようになります。

    民生機
 GS400K
    放送・業務機
 DVC30以上の機器

ではこの区別の基準は何でしょうか?

映像信号を調整する機能が細かくあり、それらを記憶しておけること。またタイムコードを制御できるということ、といった要素が現在メーカーの基準になっているようです。

フォーマットはどうなの?

おそらくそれが皆さんの一番の疑問だと思います。実際上記に挙げた第一群のカメラフォーマットだけでも、DVC、DVCPRO、DVCAMと三つものフォーマットが存在するわけですが、最初のフォーマットはDVCから始まりました。それが業務でも使われ始めると、ユーザーからはもっと信頼性のあるものをという要望が寄せられるようになりました。そこでDVCよりテープスピードを上げて記録の安定性をはかった新しいフォーマットが作られました。これがDVCAMとDVCPROで、メーカーの違いにより二種類あります。

アナログ時代と違い、テープスピードは画質に影響しません。しかし、記録密度は緩やかなので、映像信号の安定性が高いというメリットが有ります。

記録時間に関しては、DVCフォーマットの方が長く撮影できるため、ライブ等で使用される機会が増えて、DVCフォーマットを採用した業務機というものが生まれてきたのです。一方で、簡便性から民生機を業務・放送で使用している場合もあります。

それは、デジタルとなり画質的な差がほとんどなくなったことが大きく影響しています。

今回このコーナーで取り上げていくDVC30とDVX100シリーズは、第一群の業務機(緑の群)というグループのDVカメラになります。

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